カロムとは・・・?


カロムは12世紀にエジプトで生まれたと言われている、全て木製のボードゲームで、日本の代表的なカロムは右記写真のような形状をしています。

おはじきとビリヤードを併せ持ったような遊びで、ルールは極めてシンプル。

サイズは盤面内寸で60cm角のものが一般的です。

 

カロムはエジプトから世界中に伝承され、世界各国に類似した形状・名称のゲームとして広く親しまれています。

 

日本では明治末期にアメリカの宣教師が持ち込み、一時は日本各地に広まったようですが、滋賀県の彦根市だけには今も定着していて、どこの家にもあり、カロムを知らない人がいないほど普及しています。

 

カロムは、2人または4人で遊ぶ対戦型の元祖ボードゲームです。
赤と緑の2色の玉があり、自分の色の手玉で自分の色の玉をコーナーポケットに早く入れることを
競います。

 

手玉がコーナーに入ったり盤外に飛び出すとペナルティが発生するスリルもあるので、ワクワク感・ドキドキ感にあふれ、とても盛り上がります。

 

ルールが極めて簡単なこともあり、こどもから高齢者まで同じレベルで楽し

めますので、世代を超えた絆作りやコミュニケーションツールとして、貴重

なゲームといえます。

 

日本の代表的なカロム盤は指のマークの彦根カロムと、鳥のデザインのみんなともだちカロムがあります。



カロムのプレイシーン