カロムの遊び方・ルール
【競技スタイル】
● シングルス
1対1での対戦です。 対戦者それぞれが向かい合って席に着きます。
● ダブルス
2人ずつのペアーを組んで対戦します。 対面同士がペアになります。
【競技開始と終了】
● センターサークルに赤と緑のパックを交互に並べ、ジャックスポットにジャックを置きます。
● じゃんけんをして先攻を決め(勝った人が赤となります)、ミスをすると相手の番になります。
● 自分の色のストライカーで、自分の色のパックを4隅の ポケットに入れ、最後にジャックを入れると勝ちです。
● ストライカーは、5本の指のどれかで、はじくよう に打ち、自分の色のパックがポケットに入るように狙います。
● ダブルスの場合は、じゃんけんで先攻が決まったら、その後は時計回りで順次打ちます。
【ストライカーを打つ場所】
● いちばん最初だけはストライカーをティースポットに置いて打ちます。
● その後は、自分が座っている内側のエリアライン(白線)の線上にスト
ライカーを乗せて打ちます。
● 自分のエリアラインの外側でも内側でも打つことはできません。
【基本ルール】
● ストライカーでパックを打つときは、直接でも相手のパックに当ててから
でも、フレームに当ててからでも構いません。
結果として自分の色のパックが入れば良いのです。
● 自分の色のパックが4隅のどこかのポケットに入ると、続けて打つこと
ができます。
● 自分の色のパックがポケットに入らない時は、次の人の番になります。
● 自分の色のパックを全て入れ、最後にジャックを入れた方が勝ちです。
【ダブルスの場合の特別ルール】
● 自分のエリアライン内にある自分の色のパックは、自分で打つことができません。(ペアを組んでいる相手しか打てない)
● 自分のエリアラインに少しでも接しているパックは打つことができます。
【ミスとペナルティー】 ミスをするとペナルティーが生じます
<ミスの場面>
①自分が打ったストライカーがポケットに入ってしまった時
②自分のパックが全部入っていないのにジャックをポケットに入れた時
③玉が盤外に飛び出した場合
1.ストライカーが飛びだした時
2.自分のパックが飛び出した時
3.相手のパックが飛び出し時
4.ジャックが飛び出した時
④上記の時に、自分色のパックもポケットに入ったり、盤外に飛び出し
た時
⑤自分が打って相手のパックをポケットに入れてしまった時
<ペナルティー>
①既に入っている自分のパックを1個ジャックスポットに戻す
②自分色のパック5個とジャックをジャックスポットに積む
③玉が盤外に出たときの処理
1.自分色のパックを1個ジャックスポットに戻す
2.盤外に出たパックをジャックスポットに戻す(罰則は無し)
3.盤外に出たパックをジャックスポットに戻す(罰則は無し)
4.自分色のパック5個とジャックをジャックスポットに積む
④上記ペナルティー+自分色のパックを1個ジャックスポット
に戻す
⑤相手へのサービスとなる(罰則はない)
【勝負の結果とスコア】
● 自分の色の全てのパック12個をコーナーのポケットに入れ、最後にジャックを入れた方が勝ちとなります。
● 勝った方には、まず100ポイントが与えられます。
さらに、パックが12個入っているので12 ポイントが付加され、勝った人は112ポイントになります。
● 負けた人は、元の12個から盤上に残っている数を引いた数が得点となります。(4個残った場合は12-4=8ポイント)
カロムの練習方法
【カロムチャレンジ】
スタート時のように24個のパックを並べ、何回のショットで
全部のパックをポケットに落とせるかの練習です。
カロムマスター以上になるのは、なかなか至難の業です。
カロムゴッドは正に神の領域です!
【カロム六番勝負】
競技をする時によくある玉の位置にパックを置き
それぞれを1回で落とせるように練習します。
大会などでは6つのパターンを1回で入れた人に景品を与えるなどして楽しんでいただけます。
【カロムの実力評価】レーティング
日本カロム協会では、同協会主催のカロム大会や定例会への参加時の成績をもとに、レーティングという算式にてポイント化し、ランキングをしています。
右の表は最新のランキング表です。